ブリーチが髪についた状態で長時間放置すると髪は一体どうなるんだろ?
ふと、僕の好奇心に火がついてある実験をしてみました。
どーも、好奇心旺盛なコーヘーです。
まずブリーチとは?
ブリーチについて簡単に説明させてもらうと
ヘアアカラーは髪に色味(アッシュ系やピンク系)などの色素を入れてニュアンスを作るのに対してブリーチは脱色することです。
1剤のアルカリ剤と2剤の過酸化水素水という薬剤を使用します。
まず1剤で髪表面のキューティクルという部分を開けます。
1剤と2剤の化学反応により髪内部で酸素を発生させて
髪の本来の色を作ってるメラニン色素という物質を分解して明るくする仕組みです。
実験開始
さて今回の検証は
髪にブリーチをつけたまま炎天下の中20時間放置すると髪はどうなるの?
- 金髪のまま?
- 白くなるまで脱色されてる?
- 髪が溶けてなくなってる?
なんか色んな状況を想像してます。オレ暇人かよ・・・
今からやる実験はかなり危険なので人の頭では絶対やらないで下さい!!
自分の頭でやると酷く後悔することになるでのカットの練習用のマネキンを使います。
このマネキンは美容師の間では有名な人毛100%カットウィッグ「スピロ103」
人毛なのでヘアカラーやパーマの練習にも使える優れものです。
1剤のブリーチは資生堂パウダーブリーチ
2剤は資生堂プリミエンスOXY6%を1剤の2倍量を使います。
では、早速塗っていきましょう!!
ブリーチは一瞬で明るくなすのでムラにならないように手早く塗ります。
ペタペタ
ペタペタ
塗り終わった状態
さすがはブリーチだ
顔まわりも綺麗に塗って・・・
とりあえず一通り綺麗に塗れたみたいなので
薬剤の乾燥を防ぐためにラップとタオルを巻きます。
そして外で放置します。
ちなみに只今の時間は13時
最高気温は33.4℃とかなりジメジメした暑さです。
どうなるんでしょう?
3時間経過して夕方の16時ようやく涼しくなってきました。
この時点でも普通ではありえない放置時間です。
夜8時・・・
どっぷり日も暮れました。
ここで僕らも仕事が終わったのでお家へ帰ります。
朝の9時
放置して20時間経過しましたW
結果はどうなってるんでしょう?
内心かなりドキドキしてます・・・
マネキンに被せたタオルとラップを剥がし
シャンプーしてドライヤーで乾かしていくと・・・
ん?
普通にオレンジがかった明るい色やん”(-“”-)”
いや・・・
ちょっと待てよ
こ、これは!?
てっぺんの髪が極端に少なくなってる!!
どうやら頭頂部の部分が異様にブリーチと反応して髪が溶けたようです。
検証してわかったこと
ブリーチを塗った状態で炎天下に20時間放置すると
髪は溶ける!!